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「ゆふぅぅぅ……」安心しきったれいむのため息。あまりに心地よさそうなので、「うりゃ」「ゆぐっ!?」また止めてやった。「おにいざああああん!?」「はっはっはっ、すまんすまん。手が滑った」笑いながら蛇口を捻ってやる。今までは悩みの種だったれいむのしーしーは、こうして日々の楽しみとなってくれたのだった。
そんな、ある日のことだった。「おにいさああああん!」帰ってきた俺を迎えたのは、れいむの焦りきった声だった。「れいむ、どうしたんだ……って、おまえ! 蛇口はどうした!?」れいむの口の下、しーしー穴に蛇口がない。ゆっくり用の吸着材は強力で、れいむの力では外せないはずなのに。「そ、それは……」戸惑うように部屋の奥に目をやるれいむ。何かあったのか。
狭いアパートである。部屋に入って一歩踏みだし、電気をつければすべては見て取れた。「うわあ……」惨状だった。居間は荒らされていた。ちゃぶ台の上においていた新聞や湯呑みは落ちて散らかされ、開いた出窓から吹き込んだ風がカーテンを揺らしている。「戸締まり忘れちまったかあ……」一瞬泥棒にでも入られたのかと思ったが、どうやら違うようだ。泥棒なら金目のものなどないちゃぶ台を荒らしたりしないだろうし、やかましく騒ぐであろう飼いゆっくりのれいむを放っておいたりしない。
なにより、部屋の真ん中にこの惨状の原因だろうゆっくりがいる。「すっきりー……すっきりー……すっきりー……」そんなことを力無くつぶやきながら、くたりとつぶれたれいぱーありすがいた。「おにいさん……そのありすがおへやにはいってきて、れいむをれいぷしようとしたんだよ!」「なるほど、ね……」しーしー穴をふさぐと言うことは、ぺにまむをふさぐと言うことになる。れいむを襲おうとしたれいぱーありすにとって、れいむの蛇口はさぞや邪魔だったことだろう。
そして、無理矢理引きはがしたのだ。れいむには無理でもれいぱーの馬鹿力なら可能だったのだろう。「で、はずれた蛇口がありすにくっついて、こうなったわけか……」部屋中に甘ったるいにおいが漂っている。見れば、そこかしこにカスタードが散乱していた。ありすを持ち上げるとと、ぺにぺにの代わりに蛇口がそそり立っているのが見えた。そこからは今も少量だが絶えることなく、カスタードが漏れ出ていた。
「くっついたときに偶然蛇口が捻られたわけか。それにしても、発情したれいぱーに蛇口を着けるとこんなことになるなんてなあ……」今もありすはうわ言のように「すっきりー」といい続けている。絶頂しっぱなし、出しっぱなしってどんな感じなんだろう。ちょっと想像したくない種類の苦しみだ。「ゆうう……おにいさん、どうするの?」れいむの問いかけに、俺はちょっと考えながら部屋を見回す。
散らかった部屋にまき散らされたカスタード。掃除をするのはなかなか手間だ。「そりゃ、相応の報いを受けてもらうさ」それから、生活がどう変わったかと言えば、あまり変わっていない。れいむには新しい蛇口を買ってやった。未だしーしー癖は直らないようなので、当分このままだろう。「おにいざあああん! しーしーさせてええええ!」まあ、なんて言うか。かわいいヤツだ。「しーしー出したくなくなったら俺に声かけろよ。
俺はちょっとおまえのメシ作ってるから」「ゆふぅぅぅ……ゆっくりりかいしたよ!」さて、と俺はビニール手袋をすると、コンポストからそいつを取り出す。「も、もうやべでぇぇぇ! こんなのとかいはじゃ……」文句を言うコンポストには頓着せず、いつものように振動させる。「んほおおおおお……!」程良いところでそいつに着けたままの蛇口を捻る。「ゆふぎゃあああ! すっきりー! すっきりー! すっきりー!」「ざまあみろ、この超早漏ありすめ」「ありすは……すっきりー! そうろうじゃ……すっきりーっ! ないんほおおおお!すっきりーっ!」いつものように景気良くカスタードを出してくれる。
こいつのおかげでれいむのメシ代が浮いて助かる。俺もカスタードを使ったお菓子づくりがすっかりうまくなった。あと、戸締まりには注意するようになった。部屋を荒らされるのがごめんだし、今のところコンポストは一匹で十分だ。いや、まったくもっていいことずくめである。「やべでぇぇ……すっきりー! ……もうすっきりしたく…な…すっきりーっ!」「おにいざあああん! しーしーとめてぇぇぇ! れいむひからびちゃうよおおおおお!」
そんな、ある日のことだった。「おにいさああああん!」帰ってきた俺を迎えたのは、れいむの焦りきった声だった。「れいむ、どうしたんだ……って、おまえ! 蛇口はどうした!?」れいむの口の下、しーしー穴に蛇口がない。ゆっくり用の吸着材は強力で、れいむの力では外せないはずなのに。「そ、それは……」戸惑うように部屋の奥に目をやるれいむ。何かあったのか。
狭いアパートである。部屋に入って一歩踏みだし、電気をつければすべては見て取れた。「うわあ……」惨状だった。居間は荒らされていた。ちゃぶ台の上においていた新聞や湯呑みは落ちて散らかされ、開いた出窓から吹き込んだ風がカーテンを揺らしている。「戸締まり忘れちまったかあ……」一瞬泥棒にでも入られたのかと思ったが、どうやら違うようだ。泥棒なら金目のものなどないちゃぶ台を荒らしたりしないだろうし、やかましく騒ぐであろう飼いゆっくりのれいむを放っておいたりしない。
なにより、部屋の真ん中にこの惨状の原因だろうゆっくりがいる。「すっきりー……すっきりー……すっきりー……」そんなことを力無くつぶやきながら、くたりとつぶれたれいぱーありすがいた。「おにいさん……そのありすがおへやにはいってきて、れいむをれいぷしようとしたんだよ!」「なるほど、ね……」しーしー穴をふさぐと言うことは、ぺにまむをふさぐと言うことになる。れいむを襲おうとしたれいぱーありすにとって、れいむの蛇口はさぞや邪魔だったことだろう。
そして、無理矢理引きはがしたのだ。れいむには無理でもれいぱーの馬鹿力なら可能だったのだろう。「で、はずれた蛇口がありすにくっついて、こうなったわけか……」部屋中に甘ったるいにおいが漂っている。見れば、そこかしこにカスタードが散乱していた。ありすを持ち上げるとと、ぺにぺにの代わりに蛇口がそそり立っているのが見えた。そこからは今も少量だが絶えることなく、カスタードが漏れ出ていた。
「くっついたときに偶然蛇口が捻られたわけか。それにしても、発情したれいぱーに蛇口を着けるとこんなことになるなんてなあ……」今もありすはうわ言のように「すっきりー」といい続けている。絶頂しっぱなし、出しっぱなしってどんな感じなんだろう。ちょっと想像したくない種類の苦しみだ。「ゆうう……おにいさん、どうするの?」れいむの問いかけに、俺はちょっと考えながら部屋を見回す。
散らかった部屋にまき散らされたカスタード。掃除をするのはなかなか手間だ。「そりゃ、相応の報いを受けてもらうさ」それから、生活がどう変わったかと言えば、あまり変わっていない。れいむには新しい蛇口を買ってやった。未だしーしー癖は直らないようなので、当分このままだろう。「おにいざあああん! しーしーさせてええええ!」まあ、なんて言うか。かわいいヤツだ。「しーしー出したくなくなったら俺に声かけろよ。
俺はちょっとおまえのメシ作ってるから」「ゆふぅぅぅ……ゆっくりりかいしたよ!」さて、と俺はビニール手袋をすると、コンポストからそいつを取り出す。「も、もうやべでぇぇぇ! こんなのとかいはじゃ……」文句を言うコンポストには頓着せず、いつものように振動させる。「んほおおおおお……!」程良いところでそいつに着けたままの蛇口を捻る。「ゆふぎゃあああ! すっきりー! すっきりー! すっきりー!」「ざまあみろ、この超早漏ありすめ」「ありすは……すっきりー! そうろうじゃ……すっきりーっ! ないんほおおおお!すっきりーっ!」いつものように景気良くカスタードを出してくれる。
こいつのおかげでれいむのメシ代が浮いて助かる。俺もカスタードを使ったお菓子づくりがすっかりうまくなった。あと、戸締まりには注意するようになった。部屋を荒らされるのがごめんだし、今のところコンポストは一匹で十分だ。いや、まったくもっていいことずくめである。「やべでぇぇ……すっきりー! ……もうすっきりしたく…な…すっきりーっ!」「おにいざあああん! しーしーとめてぇぇぇ! れいむひからびちゃうよおおおおお!」
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プロフィール
HN:
水漏れマニア
年齢:
43
性別:
男性
誕生日:
1980/10/10
職業:
水に関わる仕事
趣味:
水漏れ調査
自己紹介:
職業柄、ついつい普段の生活から水漏れに関することについて考えてしまうことが多かったりします。あるいみマニアに近いかもしれません。こんな変わり者自分ですが、どうかなかよくして下さい。
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